包丁の柄を再生する

3Dプリンタ

砕け散った柄

もう10年以上使い続けている包丁。ついに樹脂の柄が耐えきれずに粉々に砕け散った。
そりゃ樹脂ですから10年も酷使すればそうなりますね。

ただし、本体はまだまだ無事で使えるため、捨ててしまうのももったいない。
和包丁みたいに代わりの柄を探そうにも、そうそう見つかるものでもない。

で、折角なので3Dプリンタを使おうかというお話。

どうやって形を作るか

(機械的な四角とか直線ではない)こんなグニャグニャしている形状をCAD上でどう作図したものか・・・。
で、とりあえず下記の方法で描いてみた

  1. ノギスでなんとなく寸法を測る
  2. ざっくりな形状を作る
  3. 印刷して実物にあてがう
  4. 差分をフィードバックする
  5. 合うまで繰り返す

3回くらい繰り返すと大体合う。

が、よくよく考えれば包丁の写真を取って、トレースするほうが早いよね(後の祭り)。

形が決まれば、3DCADに取り込んで適当にテーパー付けつつ厚みを持たせて、丸みをつけて穴を開ければ完成。

印刷する

あとは3Dプリンタで印刷すれば完成。
微妙に合わない部分は削ってごまかす!

これでほぼ永久に使える包丁となりました。
(柄が壊れたらまた印刷すればOK)

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