昔はマイコンのデバッグ用UARTと接続するために、絶縁タイプのUSB-シリアル変換を自作したりしていた。
が、今は秋月電子から[AE-FT234X-ISO]という便利な商品が販売されている。こういう痒いところに手が届くところは流石秋月電子さんです。
ちなみになんで[絶縁]が必要かというと、マイコン側の電源を落とした際にUSB-UARTのTXDから保護ダイオードを通してマイコン側電源に電流が流れてしまうためです。これが元で破損することは滅多にありませんが、「電源落としたのに何故かマイコンがリセットされてない・・・?」みたいな現象が発生します。
但し、このまま基板むき出しで運用する訳にはいかないので、何かケースが欲しいわけで。
固定用の穴も開いていないしどうしようかと迷ったのですが、未実装エリアがけっこう広いのでそこを挟み込む形で考えたら、なんとかなりました。
いつものごとく2DCADで荒検討して、FusionPCBで製図。


その後3Dプリンタで印刷して、表面を少し整えてテプラでラベルを貼ればなかなか良い感じに。


こういう世の中に無いちょっとした物が手軽に作れるのも3Dプリンタのメリットですね。
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