チップマウンタを作りたい②(カメラ)

チップマウンタ

先人の知恵を借りる

とりあえず、先人の方々はどういう構造にしているのか色々見て回る。

タイミングベルトをアルミフレーム内部に通していたり、スペースを最大限有効活用する工夫が凄い、見ていて面白い。普段はIAIとかオリエンタルモータとかミスミとかのステージを使うことが多いので、こういう構造はなんというか斬新。

設計するにあたって重要なのはヘッドのサイズで、ここを先に決めておく必要がある。てことでとりあえず吸着ノズルとカメラを手配する。

皆カメラってどうやって選定しているんだろう。とりあえず海外の自作してる方のサイトを見ていると、2.8-12 mmレンズのついたカメラが良さそうとのこと。とりあえず買ってみる(なぜかAmazonのほうが安い…)。

カメラの動作テスト

流石Amazonすぐにカメラが届く。当然のように何も説明が無いが、多分レンズ先端が焦点距離で根本がフォーカス(レンズの固定ネジは壊れそうだったので取り外している。摩擦だけでも十分固定されている)。というか、内部が樹脂製かつ抜き勾配のせいで特定の位置での動きがめちゃ硬い。

設定次第でデジタルズームなしでも1005mmも普通に見える(下図は基板から8mmくらいの距離で撮影したもの)。けっこう接写しないとダメだが、たぶんなんとか許容範囲内。

左側にスケールを置いて、1005を撮影したもの

チップサイズなど、状況に応じて見え方を変えられるので便利。デュアルノズルの自作マウンタのようなイメージで、カメラも高さを調整可能にすれば(都度調整は必要だが)同じカメラで色んな視野に切り替えられそう。

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