デッドゾーンがえらいことに
最近ジョイスティックの反応がだんだんおかしくなってきた。
状態を確認すると、デッドゾーンがえらいことになってる。こりゃいかん。

購入してから2ヶ月でこの状態と考えると、スティックの耐久性はノーマルコントローラのほうが遥かに上ということになる。エリートの意味は・・・?
分解交換
てことで、かねてより計画していたジョイスティックの交換作業。以前作った交換用ジョイスティックに載せ替える。
まずは上面を開けるのだが、ものすごい数の爪で固定されているため、めっちゃ硬い。ハンドル部分の一番先端を思いっきり押してなんとか開いた!
分解するだけならワイヤレスコントローラのほうが遥かに楽(もしかすると今後の最新版は全部このエリコン2方式なのかもしれない)。多分工場で生産するときに上から一気に押さえれば完了するから、こっちのほうがコストダウンになるのだろう(やっぱりメーカーは修理する気が最初から無さそう)。

上のように分解できればあとは楽。後はワイヤレスコントローラと同じようにネジを外していけばあっという間に分解できる。



ジョイスティックの軸部分は接着剤で固められていてめっちゃ硬い。こんな感じにニッパーを溝に引っ掛けて思い切り回すくらいでなければ回せない。

ジョイスティックやブラシ自体は問題なさそう。やっぱり摩耗でガタが増えてるっぽい。調べてみると、やっぱり軸部品がガタガタになっていた。


ということで早速スティック部分を外していく。ここから先ははんだ付けの熟練者のみが扱える領域。失敗のリスクも承知で行う必要があります。こういう複雑な部品は状況に応じて対応する必要があるため、なかなか外す際の説明が難しいのです・・・
GNDが内部でベタGNDに直結してるんじゃないかってくらい溶けないので420度設定の高温のコテ先で作業してました(普通の作業時は330度前後)。レジストが溶けるんじゃないかとヒヤヒヤしてましたが無駄に丈夫なため問題なかったです。気になる場合はカプトンテープで養生したほうがいいかも。
部品を外してスルーホール内のハンダも綺麗に除去して

新しい部品をはんだ付けします

試運転
ここで軽く組み立てて動作テスト

う~ん微妙にオフセットしている。

可変抵抗を入れても良いが毎回交換するとなると外すのが面倒なので、ここは手っ取り早くチップ抵抗を何個か入れて調整する。

調整するとなかなか良い感じに

その後、最後にすべての動作確認を行って、問題なければネジを締めて表のカバーを閉じて終了。但しSteamのデッドゾーンはゼロには出来ませんでした。やっぱり精度や耐久性はワイヤレスコントローラの方が遥かに優秀ですね。とりあえずほぼ元通りになったからこれで良しとしましょう。しかし、年に何回かこの作業が必要ってどうなのよ・・・・
ワイヤレスコントローラと併用しつつ損耗を減らさないと色々まずかもしれないが、それだとエリコン2にした意味がないしなぁ。

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