なんか変
先日購入したWAGOのVariocrimp4だが、なんか爪が一個だけガタが大きい。爪と爪の間に隙間もあるし。
問題点としては、圧着すると爪の隙間からフェルールの余った部分が飛び出す点。
極端な例として何も通さずにフェルールを圧着すると、こんな感じで横にビーロンと飛び出る。

端子台に指すと変な当たり方になりそうなので直しておきたい。
前の機種は職場で2台ほど買って使っていたが、こんなこと無かったのになぁ・・・
分解してみる
中を開けてみると、流石高いだけはある。他社には無い特徴的な直動機構であることがわかる。ちなみに他社製品はよく見ると爪付近に回転軸があり、基本的に回転運動となっている(別にその機構が良くないという事ではない)。

ところで、なんか爪を保持するコロが一個足りないんですけど・・・・。
コロ+シム追加
という事で適当にφ2mm×6mmのピンを買ってコロの代わりに追加。うーんそれでもまだ解決しない。とりあえずこの際、(JQAみたいな認証がある訳でもないので)圧着具合が変わるのはしょうがないとして調整していく。
コロの間にシムも追加して(写真は割愛)、なんとか実用に耐える程度にはなった。前はこんなことなかったんだけどねぇ。

邪魔な印字の除去
しかしなんか動きが悪い。
と思って確認してみると、爪の転動面に浮き彫りで印字してるのを発見。コロが当たる場所なのに馬鹿なんじゃないの? 邪魔なので削り取る。

ここまでやって、ようやくそれなりに使える代物になりました・・・
数ヶ月使ってみたが特に問題なし。
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