3年くらい悩み続けて、つい買ってしまった!
エレキ屋さんの3種の神器と言って過言ではないサーモグラフィ。

カメラのみでスマホに取り付けるタイプもあるが、スマホを買い換えたりOSが変わっていくと使えなくなる可能性を嫌って、ちゃんと画面がついたやつにした。ただ、どの道数年後にバッテリーが死んだら分解して交換しないといけないけど・・・
購入したのはHIKMICRO製のPocket2というもの。それなりにちゃんとしたメーカなのにFLIR等と比べると安い(まぁ中国製ではあるんですけど)。
用途
用途としては
- このパワー素子(MOSFETとか)の発熱大丈夫かな とか
- ヒートガンで簡易リフローするときの温度管理 とか
- エアコンのコンセントは20Aだけど、火事にならない(発熱してない)よなこれ とか
- 3Dプリンタのベッドの温度分布の確認 とか
目に見えない温度というパラメーターが広範囲に可視化できる恩恵を考えると8万円でも安いほうだと思います。もっとちゃんとした物は20万〜とか普通ですし、まぁこのスペックなら趣味の世界だとほぼ(壊れない限り)一生モノでしょう。
ちなみに、わたし的に一番怖いのはコネクタなどの発熱です。電線のショートなどによる突発的な過電流や漏電はヒューズや漏電ブレーカーで安全に検知して停止できますが、中途半端な接触抵抗というのは一般的に検知不可能です。たまに古いコンセントが発熱して火事になるのも大体これが原因ですね。
過去の実例としては、「30Aくらいの大電流が流れるコネクタを何回も挿抜していたら劣化して、発熱して溶けて電線がショートして更に発熱して発火した」なんてのもあります。怖い怖い。
使ってみた感触
サーモグラフィとしては文句なくちゃんと使える。可視光カメラと合成できたりWifiも付いてたりと、値段の割に多機能だと思う。


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